広島市で薬物中絶(メフィーゴ®パック)をご検討中の方へ。松尾産婦人科内科医院では、母体保護法指定医が診察を行い、妊娠週数や健康状態を確認したうえで、適応となる方に薬物中絶を実施しています。治療の流れや副作用、注意点について丁寧にご説明し、安全に配慮した診療を行っています。
1回目の薬(ミフェプリストン1錠)を持ち帰り自宅で内服していただきます。つわりの治療も兼ねて吐き気止めもお持ち帰りいただきます。
2回目の薬(ミソプロストール4錠)は翌々日の9時から11時に来院いただき、病院内で口の中で薬剤を溶かしていただきます。30分間飲み込まず口の中で溶かします。
居宅が16㎞以内の方は帰宅できます。院内でお休みいただくことも可能です。痛み止めも処方します。早い人で2時間後、ほとんどの人は8時間以内に流産が進行します。
翌日受診していただき流産したことを超音波検査で確認します。翌日受診ができない方は1週間以内に受診していただきます。
痛みはだんだん強くなりますが、重い生理痛程度で終わります。流産が完了すると痛みは軽減し出血量も減ります。

| 項目 | 国内(日本) | 米国 |
|---|---|---|
| 対象 | 妊娠63日(9週0日)まで | 妊娠70日(10週0日)まで |
| 有効性 | 約93.3% | 約95〜97%(49日未満では98.1%) |
| 安全性 | 重い合併症はまれ。主な副作用は下腹部痛(30%)、嘔吐(20.8%)。重度の出血約0.8%、感染症はまれ。 | 重篤な合併症は0.5%未満。輸血・感染・大量出血・緊急手術はいずれも極めてまれ。 |
| 予後 | 子宮や卵巣を傷つける治療ではなく、将来の妊娠への影響は通常ありません。 | 将来の妊娠率や妊娠経過への悪影響はないことが多数の研究で確認されています。 |
| 失敗時の対応 | 胎嚢が残存した場合は吸引手術を行います。 | 経過観察、ミソプロストール追加投与、吸引手術から患者さんの希望に応じて選択します。 |
| 妊娠週数 | 完全中絶率 |
|---|---|
| 49日未満 | 98.1% |
| 50〜56日 | 96.8% |
| 57〜63日 | 94.7% |
| 64〜70日 | 92.7% |
※妊娠週数が早いほど成功率は高くなります。
痛み・副作用
- 最も強い痛みはミソプロストール服用後約2.5〜4時間で起こることが多く、通常は持続時間は約1時間程度です。
- よくみられる症状
- 下腹部痛
- 出血
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 発熱・悪寒
- めまい
これらは薬の作用による一時的な症状で、多くは自然に軽快します。
治療が完了しない場合
薬だけで完全に排出されない場合でも、適切な追加治療によりほぼ確実に治療を完了できます。
- 経過観察
- ミソプロストール追加投与
- 吸引手術(子宮内容除去術)
患者さんの症状やご希望に応じて最適な方法をご相談します。
ホームページ内リンク先
- 人工妊娠中絶手術(手術による中絶をご希望の方はこちら)
- アフターピル(緊急避妊)
- 低用量ピル(今後の避妊方法について)
参考
- 国内:メフィーゴ®適正使用情報、日本産科婦人科学会
- 米国:U.S. Food and Drug Administration、American College of Obstetricians and Gynecologists、Journal of the American Medical Association
