広島市で女性のにきび・大人ニキビにお悩みの方へ。松尾産婦人科内科医院では、女性ホルモンの影響によるにきびに対して、低用量ピル、スピロノラクトン、外用薬・内服薬などを組み合わせ、一人ひとりの症状に合わせた治療を行っています。思春期ニキビから繰り返す大人ニキビまで、お気軽にご相談ください。

東大形成外科論文 要約

現在存在するざ瘡の治療(レーザー、ケミカルピーリングなど)と平行して、新生ざ瘡 を抑える治療が求められる。こうした予防効果はレチノイド(外用・内服)でも得られるが、スピロノラクトン内服の効果は非常に高い。治療開始後2週間で皮脂分泌の劇的な減少が見られることが多く、重症の脂漏性皮膚炎の有効な治療としても応用可能である。 200mg内服しても、利尿効果が強くおこる事は通常見られない。スピロノラクトンの内服を開始しても、現存するコメドや炎症性丘疹の治療効果はない。 通常2週間で皮脂分泌が著明に減じ、4週間以降は新生ざ瘡が減少する、もしくは見られなくなる。4週間程度新生ざ瘡が見られないことを確認できたら、投与量(1日)を200→150→100→50mgと1カ月毎にテーパリング(徐々に減量する)する。十分に効果を確認できている患者においてはテーパリングを行えば、症状のリバウンドは特に認められない。しかし、6ヶ月以上経過してざ瘡が見られることがある。 20代以降の女性でざ瘡患者にはよく月経不順が認められるが、月経不順のない患者でもスピロノラクトンの内服によりほとんどの患者で不正性器出血や月経周期の異常が見られる。対処法としては、①経口避妊薬またはプロゲステロン製剤を21日周期で投与し完全に月経をコントロールしてしまう。 血液検査のデータでは6ヶ月間以上治療をおこなった37名においては、血清AST、ALT、BUN、Cr、Na、K、Cl、総テストステロン、遊離テストステロン、 DHEA-S、SHBG、LH、FSH、抗核抗体、IgE、等は有意な変化を認めなかった。すなわち、基礎疾患がなければ本治療において通常電解質異常は引き起こさない。無論、腎機能異常など基礎疾患のある患者においては注意を要する。

大人のニキビは「治す」だけでなく「できにくくする」ことが大切です

レーザーやケミカルピーリングなどは、今あるニキビやニキビ跡の治療に役立ちます。

しかし、大人のニキビはホルモンバランスの影響で繰り返しできることが多く、新しいニキビを予防する治療も重要です。


ホルモン治療という選択肢があります

女性では、男性ホルモンの働きが強いと皮脂が増え、ニキビが繰り返しできやすくなります。

スピロノラクトン錠内服によるホルモン治療では、この働きを調整することで、

  • 皮脂の分泌を抑える
  • 新しいニキビができにくくなる
  • 長期的な改善を目指す

ことが期待できます。

スピロノラクトン錠25mg1錠20円(自費 税込み) 1日4錠内服で1日80円です。原則、低用量ピルと併用します。


治療効果は少しずつ現れます

一般的には

  • 約2週間で皮脂が減ってきたと感じる方が多く
  • 約1か月で新しいニキビができにくくなることが期待されます

効果を確認しながら、お薬の量を少しずつ調整していきます。


治療中に気を付けること

使用する薬によっては、

  • 月経周期の変化
  • 不正出血

などがみられることがあります。

低用量ピル(にきびがでなくなるタイプを使用します。ドロエチ、アリッサ、ヤーズ)などを併用しながら、安全に治療を行います。

また、腎臓の病気などがある方では使用できない場合があるため、必要に応じて診察や検査を行います。